月別アーカイブ: 2013年9月

シリンダーホール

20130918_223610.jpeg 20130918_223610_2.jpeg 20130918_223610_3.jpeg 20130918_223610_4.jpeg 20130918_223610_5.jpeg 20130918_223610_6.jpeg 20130918_223610_7.jpeg 20130918_223610_8.jpeg 20130918_223610_9.jpeg 20130918_223610_10.jpeg

> 先日ご紹介しましたアーチのサイド部分への小窓の取り付けですが、本日一箇所貫通させました。

> 三次曲面のアーチパネルに対して二次曲面の円筒を、最小限のカットで垂直水平に取り付けるのはかなり難しいです。
>

> 手順は下記の通り。
>
> 1.まず、アーチの内側に「仮想壁」を立ててシリンダーホールを仮止めし、レーザーなどで置き位置を決定します。
>

> 2.仮設置したシリンダーホールから直線を延長させ、円形断面をアーチパネルに水平投影させて点線で印を付けていきます。
>
>
>
> 3.点線を結んで円形を描き、ニブラカッターでカットします。(グラインダー等は曲線切りには不向きです。)
>
>
>
> 4.切り口をペンチなどで摘まんで外側に折り返します。
>
>
>
> 5.シリンダーホールを差し込み、内部に固定します。
>
>
>
> 6.防水は内側から防水テープ、外側からコーキングで処理します。
>
>

以上で完了です。
内装の内張りができたら最後に船舶用円窓などを取り付けます。

アーチのサイドに小窓を取り付ける場合

20130912_182946.jpeg

今回はアーチのサイドに小窓を取り付ける場合に使うオプション製品をご紹介します。
大きな開口であれば、サイドオープニングシステムや、鉄骨や木躯体でサポートさせたりしますが、トイレや吸気程度の開口を四角いフレーム開口にすると意匠を壊してしまうことにもなりかねません。
あくまでスマートに、シャープに。
このステンレス製の円筒をアーチパネルに貫通させ、内部は船舶用丸窓を設置すれば、非常にシンプルな開口が出来上がります。

DIYのすすめ

20130904_232542.jpeg 20130904_232542_2.jpeg

写真は埼玉県三郷市のオフィスです。
内部は水回りの設備から断熱まで施し、独創的でセンスが良く仕上がっています。
実はこの建物はお客様がDIYで建てられたものです。
とかくコスト削減となれば、建築業者が責任施工で請け負うのであれば金額的に限界があります。
アーチビルディングが一般工法と大きく違うのは、ご自分でDIYで建てられても強度不足や大きな歪みは生じません。
また、構造的意匠的にシンプルなものであるだけに、一般建築ほどの想定外費用がかからないのもアーチビルディングなのです。
さらに、DIYで建てられた建物には愛着も湧きます。
皆様もぜひ、DIYに挑戦されてもてはいかがでしょうか?

関東のお客様へ (住宅建設中in田園調布)

20130901_223846.jpeg

東京都大田区田園調布の現場は最終完成まで2ヶ月の段階まで進んでいますので、私たちは週のうち4~5日は常駐しています。
最終完成まで2ヶ月の段階まで進んでいます。
プレゼンなどご用命の方は取り急ぎ会社電話番号にご連絡ください。

by Katsuki Kondo