アーチの図面について

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私たちは長きに渡ってアメリカンシステムのアーチ事業に専念してまいりましたが、不思議に思っていたのはアメリカのアーチの図面はラディアスの数値の記載がなく、その代わりに基礎からインサイドへ一定間隔の点から天井に当たった点までの寸法が描かれているだけです。

これでは設計者は点と点を繋げていくような描き方になり、時にそれが歪なカーブとなることもあり、正確な数値ではありません。

それが正円の単一曲率のアーチならまだしも、楕円を半分にしたようなアーチモデルは2つの円…複数曲率で構成されているので、全ての円の曲率を記載しないと正確な図面が描けないはずです。

そんな事から、当社の図面は全て計算式から作成しております。

それは複雑なものではなく、アメリカメーカーの図面よりシンプルでかつ設計者に必要な数値を渡すものであります。

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